雑記

電験二種取得者が32時間の勉強だけで公害防止管理者試験に挑戦してみた結果

こんにちは、pakoです!今回は電気系の資格に挑戦し続けてきた私が勢いだけで公害防止管理者試験に挑戦してみた結果とその感想をお伝えしたいと思います!

私が公害防止管理者試験に挑戦した理由

まず、この資格を取ろうと思ったきっかけについてです。

私は2017年に一番の目標であった電験二種に合格することができ電気系の資格は一通り取り終えました。

この勢いのまま一種を受けた方が良いことは分かっておりましたが・・・二種と同じ猛勉強をあと一年・・・

一種は無理だ!少し休みたい!!・・・けど資格勉強はしたい!!とよく分からない状態から考えついたのは

電験一種はぼちぼちやりながら他の資格に挑戦してみよう!非常に中途半端なことを始めてしまいました。

また、工場で働いていると自然と他の領域の資格も耳にします。同じ世代の社員が公害防止管理者を取得してチヤホヤされておりました。

公害防止管理者試験??電験二種の方が絶対難しいと思うけど??(公害防止管理者試験を頑張っている方ごめんなさい)

しかし、どちらが難しいかを発言する事は両方取得している者だけが許されます。ということで公害防止管理者試験の大気一種を受けることにしました笑 

その他には仕事で熱源空調設備を取り扱っている関係で大気の法律や基礎を勉強しておきたかったという一応真面目な理由もあります笑

私が公害防止管理者試験に挑戦した理由

  • 電験一種挑戦への現実逃避
  • 電験二種VS他分野の難関資格 の比較
  • 大気の法律や基礎を勉強したい

公害防止管理者試験にかけた時間と使用した参考書

まず公害防止管理者試験についてですが、

まず、公害防止管理者とは、大気汚染、水質汚濁、汚染、振動などを防止するため、必要な技術的事項を管理する技術者を指します。

公害防止管理者の資格を取得するためには試験に合格する方法、または認定講習を受講し、修了試験に合格する方法があります。

合格率は20%前後で環境系の難関国家資格となります。

この資格の詳しい情報は他のサイトにもたくさん書いてあるので良かったら調べてみてください!

さて、今回の資格挑戦でやってみたいことがありました。

それは・・・勉強をできるだけせずに合格してみることです!

大気の知識が欲しかったもののあまり時間をかけれません。今回はギリギリ合格できる得点率6割狙いで、できる限り少ない勉強時間で挑戦することにしていました。

一般的に公害防止管理者試験に必要な勉強時間は150時間程度と言われておりますが今回私は32時間(平日30分,土日2時間程度)で挑みました。

使用した参考書はたったの2つ!

  • 図解公害防止管理者国家試験合格基礎講座 大気編
  • 公害防止管理者試験大気関係攻略問題集

「図解公害防止管理者国家試験合格基礎講座 大気編」は公害防止管理者の「こ」の字も分かっていない人がやるべき初心者向け参考書であり、「広く浅く」ではなく「狭く浅く」という感じです。

電気の資格しかやってない私にとっては非常に受け入れやすい参考書でした。

これで準備運動を終えた私は後はひたすら過去問を解きまくりました。

今回の過去問はオーム社から出版されている「公害防止管理者試験大気関係攻略問題集」というもので分野別にまとめられた過去問になります。

これは電験勉強でもそうですが、早く得点に結びつけたいのであれば絶対に分野別の過去問がオススメです!!

その理由は同じ分野をひたすら解くことで反復作業となり頭に入りやすいこと、またその分野の出題傾向・頻出問題を掴みやすいからです。

こうして私は32時間かけてこの2つの参考書を6割程度頭にいれて臨みました。

他資格でも同様、分野別過去問のメリット

  • 同じ分野をひたすら解くことの反復作業で即効性が高い
  • 分野それぞれの出題傾向・頻出問題を掴みやすい

試験結果と感想

2019年の公害防止管理者試験大気1種の結果です!

公害総論5点/10点不合格
大気概論6点/10点合格
大気特論10点/15点合格
ばいじん・粉じん特論4点/15点不合格
大気有害物質特論2点/10点不合格
大規模大気特論4点/10点不合格

見事に撃沈しました!!かろうじて2科目だけ合格!!

上記3科目(公害総論、大気概論、大気特論)は過去問も一通りできたの結構自信ありましたが公害総論は落としました。

残り3科目については正直過去問やりきれなかったです・・・

私が受けた率直な感想は・・・

過去問を完璧にしてやっと6割取れるかどうかで過去問だけで合格できないよう絶妙に問題が作られている。←電験と少し似ている?!

問題数が少ないので1問のウェイトが大きすぎる。

出題数は多くないですが計算問題は毎年傾向が同じで得点源となる

化学の問題が意外とあり暗記がかなり大変

最初に書いた通り合格できなかったので電験二種とどちらかが難しいかはあえて言いませんが大きな違いは2つ!

  • 化学式・測定方法等のバケガク系の暗記がかなり多い!
  • 電験二種と比較にならないくらい計算問題は簡単!

ということで化学が好きで暗記が得意な人は向いていますがそうではない人は結構大変だと思います!!

以上が私が公害防止管理者を受けた結果と感想になります。

今回科目合格という結果に終わったのでもちろん2020年度に2回目の挑戦をしております。その結果はまた次回書こうと思います。

ではまた!