電気系資格

【希少資格】私がエネルギー診断プロフェッショナルをすすめたい理由

こんにちは、pakoです。 今日はあまり知られていないエネルギー診断プロフェッショナル(通称 診断プロ)という認定資格について簡単な概要と取得メリットについて書きたいと思います!個人的にはかなりオススメなんです!!

エネルギー診断プロフェッショナルとはどんな資格?

この資格の概要について

エネルギー診断プロフェッショナルとはエネルギー管理士試験や省エネ大賞など運営・実施している一般社団法人 省エネルギーセンターの認定試験です。つまり民間資格となります。

この資格の背景・趣旨はHPから読み解くと下記の通りになります。

“当センターは、エネルギー消費実態の調査・分析を行い、スマートできめ細やかに省エネルギーを推進する人材を発掘・育成する「エネルギー診断プロフェッショナル(以下、「診断プロ」という。)認定制度」を創設することにしました。”ようするにカーボンフリー社会の実現にむけて省エネ提案ができる人材を資格として認定したい ということみたいですね!

省エネに特化しているだけあり今年でまだ9回目の試験(第1回はおそらく2012年)でまだ歴史の浅い資格となります。

受験者数は1回目が353名でそこから年々減少し今年はコロナの影響もあったと思いますが50名まで落ち込んでいます・・・・昨今減少傾向にある事は非常に残念ですが、個人的にはおすすめしたい資格の一つです。

認定までの流れと試験の内容

試験内容については一次試験は筆記試験(マークシート)、二次試験は事前に作成した診断報告書を面接官に報告する面接形式となっております。

二次試験まで合格すると認定証をもらうことができます。

日程は例年1月に一次試験があり、二次試験で必要な報告書の作成期日が3月頃、面接は4月上旬から順次実施されます。

関連資格の電験、エネ管、冷凍機械などと実施時期がずれている為、並行して受験しやすい資格なのではないでしょうか。

この資格をすすめたい理由

ではなぜ私がこの資格をすすめたいのか。理由は2つあります。

他の民間資格よりアピール効果が高い

取得過程と取得後の実用性がGood!

理由①:他の民間資格よりアピール効果が高い

民間資格だからといって無視しないでください!なんといってもエネ管を実施している省エネルギーセンターの民間資格なんです。

“省エネセンターお墨付きのエネルギー診断プロフェッショナル”という名前だけでなんか凄さが伝わってきませんか?

今後の業界動向も踏まえると省エネ提案できる人材は必ず優遇されてくると思うので資格ごとアピールしてしまいましょう!

実際に一次試験もエネ管を持っていると一部免除されるという関連性もあります。

理由②:取得過程と取得後の実用性がGood!

国家資格は持っているだけで価値がありますが民間資格はやはり実用性が重要だと思います。

まず取得過程ですが実際に報告書を作成しそれを面接官にプレゼンすることで省エネ提案に求められるスキルが一通り経験できます。

私も初めは不安でしたが実際に合格すると認められたという自信に繋がります。落ちている人も結構いるのでお金を搾取されたわけでは無いと信じたい笑

診断報告書も作成の仕方などをテキストで勉強しながら作成するので省エネの観点などが養われます

私は電気屋なので電気関係の設備の省エネ提案は得意でしたがこの資格で動力設備関係の省エネ提案も学ぶことができ非常に勉強になりました。

取得後ははれて診断プロ倶楽部に入会でき省エネのお得な情報が入手できます。

私はまだできていませんがここで異業種交流が可能で様々な業界と情報交換できます。

よって取得後も実用性が高いといえるのではないでしょうか。

この資格に向いていない人、向いている人

では最後にこの資格に向いていない人と向いている人について説明します。

診断プロ取得に向いていない人

この資格の最大の難点は受験費用です。ちょっとお高めです・・・

一次試験は20,900円、二次試験は26,400円、試験代だけで計47,300円もします・・

ということで費用対効果を考えると取得後に実務で活かせない人は向いていないと思います。会社負担だったら絶対受けるべきですよ!

診断プロ取得に向いている人

やはりこの資格は活用しないと意味が無いので省エネ提案をしなければならないもしくは今後していきたいと考えている人にはオススメです!

診断プロ倶楽部でしか入手できない情報を取得できることは大きいと思います。

また、電験やエネ管などメインの資格を取ってしまって他に取りたいものが無い人にもオススメできる資格です。日程的には並行して受験も可能です!

以上、少し長くなってしまいましたがエネルギー診断プロフェッショナルについて書きました。

今後何回かに分けてこの資格の対策や具体的な活用事例について書いていきます!この資格に対する社内の印象や意見あればぜひコメントよろしくお願いします!!

ではまた次回。